はり師・きゅう師国家試験受験概要


はり師ときゅう師は別々の資格ですが、同じ試験を共有します。
全160問の試験のうち、140問が共通問題、10問がはり理論問題、10問がきゅう理論問題となっています。
ゆえに、はり師・きゅう師のどちらか片方だけを受験する人は、150問の問題のみを解くことになります。





● 受験資格

学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することのできる者で、 3年以上、文部科学大臣の認定した学校又は厚生労働大臣の認定した養成施設(いわゆる専門学校)で必要な知識及び技能を修得した者。





● 試験日・試験時間

毎年1回で、例年2月末の日曜日。
(平成30年の第26回テストは2月25日)

《午前》
※事前説明があるので、集合は8時20分
* 晴 眼 者:9時〜11時
* 視覚障害者:9時〜12時

《午前》
* 晴 眼 者:13時10分〜15時10分
  (はり、きゅういずれか一つだけを受験する場合は14時55分まで)
* 視覚障害者:13時10分〜16時10分
  (はり、きゅういずれか一つだけを受験する場合は15時50分まで)





● 試験地

北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県


《平成30年第26回晴眼用試験実施会場》

試験地試験会場
北海道 天使大学
宮城県 仙台医療福祉専門学校
(中央校舎本館)
東京都 大正大学
新潟県 代々木ゼミナール新潟校
愛知県 愛知学院大学
(日進キャンパス1号館)
大阪府 桃山学院大学
広島県 広島県立広島産業会館
本館
香川県 かがわ国際会議場
福岡県 KCS福岡情報専門学校
鹿児島県 鹿児島女子短期大学
沖縄県 kbc国際電子ビジネス専門学校




● 試験内容

四肢択一による筆記試験(実技試験なし)。

教科別出題順と数配分は以下の通り。

試験科目 出題数
第22回第23回第24回第25回
医療概論
(医学史を除く)
2 2 3 2
衛生学・公衆衛生学 8 9 8 9
関係法規 4 4 4 4
解剖学 16 11 11 11
生理学 11 11 11 11
病理学概論 7 7 7 7
臨床医学総論 10 12 10 10
臨床医学各論 22 23 24 26
リハビリテーション医学 8 9 10 8
東洋医学概論 14 13 13 13
経絡経穴概論 13 12 13 13
東洋医学臨床論 22 27 26 26
はり理論
(はり師国家試験受験者のみ)
10 10 10 10
きゅう理論
(きゅう師国家試験受験者のみ)
10 10 10 10
合計 160(150) 160(150) 160(150) 160(150)

合格の目安 ---- 60%以上の正解率。
(はり、きゅう、それぞれ150問中90問以上の正解)





● 受験料

はり師、きゅう師、それぞれ11,600円。(2試験で23,200円)
試験問題共有なのに・・・・(TдT)





● 合格発表

3月末[平成30年第26回試験の発表日は3月28日(水)午後2時]
試験当日の夕方にはいろいろな団体がネットに解答速報を出してくれているので、不明確ではありますが、自分が合格しているかどうかだいたい分かります。





● 過去の受験者数と合格率

公益財団法人東洋療法研修試験財団のこのページに載っています。





● 詳細

厚生労働省の資格・試験情報のページ
公益財団法人東洋療法研修試験財団の国家試験の実施のページ





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