東洋医学臨床論《症状別》
【まとめ!】顔面痛
三叉神経痛
《症状》
針で刺されるような激痛が一側の顔面に突然発症し、数秒から数分間続くことが多い。
発作が終われば痛みは完全に消失する。
《所見》
@ トリガーゾーン(疼痛誘発部位)が存在する。
A 特有の圧痛点が存在することが多い。
B 痛み以外の神経学的所見(顔面部知覚異常など)がない。
《治療》
鎮痛を目的に、痛みの部位(圧痛点)を参考に治療点を選択する。
あマ指の場合では、圧痛点に対し圧迫法を行う。
枝 | 部位 | 過去に出題された治療経穴 |
---|---|---|
眼神経 (第1枝) |
眼窩上孔部 前頭切痕部 |
素髎(督脈)、攅竹(膀胱経)、陽白(胆経) |
上顎神経 (第2枝) |
眼窩下孔部 | 迎香(大腸経)、 四白(胃経)、巨髎(胃経) |
下顎神経 (第3枝) |
オトガイ孔部 | 大迎(胃経)、頬車(胃経)、下関(胃経) 聴会(胆経) |
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