経絡経穴概論・東洋医学臨床論
【覚えよう!】四総穴・交会穴・下合穴
四総穴
四総穴とは、身体を四部分に分けて各部を主治する穴である。
部位 | 経穴 | 語呂 |
---|---|---|
肚腹((腹部)の病 | 足三里 (胃経) |
原さんは |
腰背(腰部と背部)の病 | 委中 (膀胱経) |
腰が弱い(腰背)っちゅーけど、 |
面口・面目(顔面部)の病 | 合谷 (大腸経) |
顔を出した合コンで |
頭項(頭部と後頸部)の病 | 列欠 (肺経) |
列の頭に並んでたりしそう(四総) |
交会穴
交会穴とは、経脈が2つ以上交わるところである。局所の病証を主治するだけでなく、これと交わる経脈とも密接な関係を持っている。
経穴 | 経脈 | 語呂 |
---|---|---|
百会(督脈) | 足の太陽膀胱経 手の少陽三焦経 足の少陽胆経 督脈 足の厥陰肝経 |
百回会っても坊さん単独感 |
大椎(督脈) | 足の少陽胆経 手の太陽小腸経 足の陽明胃経 手の陽明大腸経 足の太陽膀胱経 手の少陽三焦経 督脈 |
大椎の交わりを、多少偉大な坊さんが説く (十四経脈の陽経全部=腑+督脈) |
三陰交(脾経) | 足の厥陰肝経 足の太陰脾経 足の少陰腎経 |
韓美人にサイン乞う |
※その他、関元(任脈)、欠盆(肺経)、三陽絡(三焦経)も交会穴のようですが、教科書に載っているのは↑上の3経穴のみ。
下合穴
下合穴とは、六腑の病の際に反応が現れやすく治療に応用される穴。
全て下肢にある。
腑 | 経穴 | 語呂 |
---|---|---|
胆の合 | 陽陵泉 (胆経) |
要 |
小腸の合 | 下巨虚 (胃経) |
下 |
胃の合 | 足三里 (胃経) |
足、 |
大腸の合 | 上巨虚 (胃経) |
上 |
膀胱の合 | 委中 (膀胱経) |
位中(学) |
三焦の合 | 委陽 (膀胱経) |
い〜よ〜 |
※腑の並びはいわゆる六腑の並びです。「多少偉大な坊さん」で。
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