【まとめ！】国民医療費

医療概論

国民医療費とは、毎年1年間に日本で医療のために支出される費用の総額のことです。

国民医療費の毎年のデータは、厚生労働省のこのページに載っています。
今は[平成31年/令和1年]ですが、現在最新のものは平成28年度版で、42兆1,381億円となっています。

・国民医療費の国民総生産(GDP)に対する比率　----　7.81％

・国民医療費の国民所得(NI)に対する比率　--------　10.76％

国民医療費に	費用
含まれる	* 医師・歯科医師への診察報酬費 * 入院時食事・生活医療費 * 処方箋による薬局調剤費 * 訪問看護医療費/療養費/基本利用料 * 移送費 * リハビリテーションの費用 * 柔道整復師・はり師等による治療費（健保等適用分）
含まれない	* 正常な妊娠や分娩のための費用 * 健康診断の費用 * 予防接種の費用 * 身体障害のための義眼や義肢の購入費 * 入院時の差額費用 * 歯科医療の差額分 * 介護保険の費用

原因	要素
需要	* 人口そのものの増大 * 人口集団の高齢化 * 高度医療への患者の要求 * 成人病の増加などの疾病構造の変化
供給	* 医療機関や医療従事者の増加 * 医療機械の導入 * 医薬品価格の上昇 * 経営側の過当な供給体制 * 診療の精密化および高度化 * 診療報酬の値上げ

■増大を抑制する対策・・・・・・予防医学の推進など