@ 発赤
A 発熱
B 疼痛
C 腫脹
D 機能障害
【語呂】:関根の盗聴、機能障害。
[赤、熱(の)疼、張、機能障害。]
急性 慢性 | 分類 | 特徴・主な疾患 | |
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急性 | 変質性炎(実質性炎) |
炎症の起点となる組織障害。実質臓器にみられることが多いので、実質性炎ともいわれる。 劇症肝炎 |
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滲出性炎 | 漿液性炎 |
炎症性滲出物が線維素成分をほとんど含まないもの。結合組織の中にこの滲出が起きると、炎症性浮腫となる。 まめ じんま疹 火傷 カタル性鼻炎、カタル性胃腸炎(暴飲暴食等が原因) |
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線維素性炎 |
滲出物中に大量のフィブリノゲンが含まれていて、局所でフィブリン(線維素)が多量に析出する炎症。 《偽膜性炎》─粘膜の上に膜様物を形成する炎症。 上気道ジフテリア、偽膜性咽頭炎・・・・・・・ジフテリア菌感染。偽膜性大腸炎・・・・・・・クロストリジウム・ディフィシル菌感染。 大葉性肺炎・・・・・・・肺炎双球菌感染。 |
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化膿性炎 |
細菌感染による炎症で、滲出物(膿)に大量の好中球を含む。 ● 膿瘍 皮下、肺、肝臓、腎臓、脳などにおこる。 ● 蜂巣炎(蜂窩織炎)
組織内に多数の好中球が散在して浸潤し、細胞間物質を広汎に融解しながら進行する。 ● 蓄膿 身体にある腔所に膿の溜まっている状態。 |
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出血性炎 |
滲出物中に多量の赤血球を含むもの。 インフルエンザ肺炎 劇症肝炎 |
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腐敗性炎 (壊疽・壊死性炎) |
滲出物中に腐敗菌の混合感染が起きた場合で、悪臭のある汚い灰白ないし緑黒色の壊死組織がつくられる。 肺壊疽 壊疽性子宮内膜炎 |
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慢性 | 増殖性炎 |
マクロファージ・リンパ球・形質細胞を主体とする炎症細胞浸潤と、線維芽細胞の増殖による線維増生、血管の新生からなる炎症。 肝硬変 関節リウマチ アスベストーシス(肺線維症) |
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特異性炎 [一種の肉芽腫性炎] |
結核症
・飛沫から空気感染する。 ・結核結節といわれる肉芽腫を形成する。
《結核結節の構造》 * 粟粒結核症・・・・結核菌が血液によって運ばれ(血行性播種)、いろいろな臓器に粟粒大の結核結節が多数形成された病態。 * 骨結核・・・・代表的なものは「脊椎炎(脊椎カリエス)」。骨組織が壊死に陥り、発熱・熱感を伴わない冷膿瘍(寒性膿瘍)をつくる。 梅毒
[第1期]:初期硬結がおこる。 ハンセン病(癩) 癩結節────癩菌を貪食したマクロファージを中心にした集団とリンパ球・形質細胞からなる。 野兎病 ネコひっかき病 サルコイドーシス 腸チフス 真菌症(カンジタ症、クリプトコッカス症など)
【特異性炎の語呂】 |
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《非特異性腸疾患》 クローン病・・・・肉芽腫性炎に属する。小腸・大腸だけでなく、全ての消化管に病変が生じえる。潰瘍性大腸炎・・・・主に大腸粘膜に潰瘍やびらんができる。 |
(はき第4回-53出題) リード・ステルンベルグ巨細胞・・・・・・・・ホジキンリンパ腫でみられる。
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