東洋医学概論

* 【覚えよう!】病因論




病因の概要



分類病因語呂
外因(六淫) 風、寒、暑、湿、燥、火
+ 疫癘(えきれい)
外からロックインしたが、不感症失踪か、駅へ。
外、(から)、六淫、(したが)、風、寒、暑、湿、燥、火、疫癘
内因(七情) 怒、喜、思、憂、恐、悲、驚 五行色体表の五情(五志)+ 悲・驚

ナイン出場、同期を思うユウ子は卑怯。
内因、七情、怒、喜、(を)、思、(う)、憂、恐、悲、驚
不内外因 飲食、労倦、外傷、房事 フナ飲食ロケで外傷防止。
不内、飲食、労倦、(で)、外傷、房事

or

不仲の老犬、飲食妨害しよう。
不内外、労倦、飲食、房、外傷




外因(六淫+疫癘[えきれい]


外因・・・・自然界の気候の変化により、人体を外部から発病させる原因となるもの。

外因の中で「陰の邪気」は「湿」と「寒」----語呂:陰湿な管、他は陽気。

外邪季節五行五臓五腑陰陽特徴

(全季節)
*  外感病(外邪によって起こる病)のうちで、最も多い。
*  上部を犯しやすい。(頭痛、鼻づまり、咽頭痛、顔面の浮腫)
*  衛気を犯す。
*  変化しやすい。《遊走性》
*  風は百病の長。
暑(熱) 小腸 *  火の邪気である。
*  上昇し、発散する。《炎上性、開泄性》
*  湿邪を伴うことが多い。
小腸 [外因性の火邪]----暑以外の外熱。
[内因性の火邪]----体内の熱が盛んになり過ぎたもの。

*  上昇しやすい。《炎上性》
*  気や津液を損傷しやすい。
*  生風、動血しやすい。
*  腫瘍を形成しやすい。
湿 長夏
(土用)
*  人体の下部を犯しやすい。《下注性》
*  重く、停滞する。《重濁性、粘滞性》・・・・体重節痛(関節の痛み腫れ)が起こる。
*  脾胃を犯しやすい。
大腸 *  乾燥させる働きがあり、津液を損傷しやすい。《乾燥性》
*  肺を傷つけやすい。
膀胱 *  陽気を損傷しやすい。
*  気血を渋滞させ、痛みを引き起こす。《凝滞性》
*  収縮、収斂の作用を持つ。《収引性》
*  臓腑を直接犯すことがある。
疫癘 *  別名----疫気、癘気、疫毒、疫邪、毒気。
*  代表的な病----ジフテリア、猩紅熱、耳下腺縁、天然痘、コレラ、ペスト、疫痢などの強い伝染性の病。




内因(七情)


内因・・・・内から生じる病因のことで、過度の感情を指す。

感情五臓
憂・悲
恐・驚




不内外因


飲食 飲食の量の過不足と、質的な偏り。
過飲や過食は脾胃を犯す。
労倦 労働と休養の調和がくずれたり、特定の動作に偏った労働が長く続いたり、房事が不節制になった時に病む。
房事 性交のこと。
不節制になると、腎に蔵されている精を消耗する。
外傷 打撲、捻挫、切傷、骨折など。




三毒説

三毒説とは・・・・「血毒」「水毒」「食毒」という三つの毒によって病気が起こるとする説。




← 東洋医学概論

【国家試験に挑戦!】病因論の過去問題(あマ指編)

【国家試験に挑戦!】病因論の過去問題(鍼灸編)



▲ページの先頭に戻る