東洋医学概論

* 【覚えよう!】臓腑概説


● 臓腑とは


表裏性質
君火相火
* 精気(主に神気)を蔵している実質器官
* 生命活動の中枢
心包
* 中空器官
* 伝化の腑
(消化、水の吸収・配布・排泄に関与)
小腸三焦大腸膀胱




● 奇恒の腑(6つ)

一般的にいわれる腑(小腸、胃、大腸、膀胱、三焦)とは異なる腑で、形態は「腑」に似ているが、性質や働きは「臓」に似ているものです。胆は伝化の腑だけでなく、ここにも入っています。


女子胞、脈、骨、髄、胆、脳

《語呂 : 女子の方が脈を骨の髄まで堪能》




● 臓腑の位置

【覚えよう!】同じ高さにある経穴〔背部(後面)〕 のページに、それぞれの臓腑の位置と語呂の表を作ってありますので、そちらも参考にしてみて下さい。

過去問では胸椎の出題しかありませんが、一応その下に位置するものも書き出しときました。

位置臓腑名
第3胸椎に付着
第4胸椎に付着心包
第5胸椎に付着
第9胸椎に付着
第10胸椎に付着
第11胸椎に付着
第12胸椎に付着
第1腰椎に付着三焦
第2腰椎に付着
第4腰椎に付着大腸
第1後仙骨孔に付着小腸
第2後仙骨孔に付着膀胱



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